プログラミングを学ぶ上では言語の選択が重要である。
はじめから機械語に近い複雑なプログラミング言語を習得しようとすると、勉強の過程で学ぶべき点を取り違えてしまう可能性があるからである。だかといって、あまりにもユーザーインターフェースが充実した言語を利用してしまうと、その重要な部分を理解しないままプログラムを記述するようになってしまうので、応用性がなくなってしまうというリスクがある。
プログラミング言語そのものの需要の高さも考慮するとjavaは初心者向きで、かつプログラミングの本質を学ぶこともできるものである。Webブラウザ上で動作させることができるため、ネットワークを介したプログラムの作成に適しており、インターネットが普及した今日においては、主要な言語の1つとなっているからである。
その需要の高さから、初心者向けの情報も多数存在しており、数多くの本が出版されていることに加えて、インターネット上にも入門講座に相当する情報が見つけられる。
そのため、参考にする情報源も豊富であり、トラブルがあった際にも解決するのが比較的容易であるというメリットがある。初心者が周到を目指していることが多いこともあって、初心者向けのトラブルシューティングの本やインターネットサイトもあり、独学でプログラミングを身につけるにはjavaは最適の言語である。ひとたび習得してしまえば、プログラマとしてjavaを使って仕事を獲得することも可能であり、将来の展望を広げることができるだろう。